ネタ的にはかなり遅くなってしまったが、
幕張メッセで開催されたDSJ2009
(Digital Signage Japan)視察より。
何といっても今、話題性で一番高いもののひとつは
3D。
裸眼での3Dが手軽に展開できるようになったことか。
写真ではわかりにくいが、視差を利用した立体映像。
立つ位置によってはかな~りリアルだった。
ほとんどメガネをかけるアトラクションのレベル。
(Chivas Regalのボトルが宙に浮いているようにリアルに見える。
もちろん静止画ではなく、ムービーだ。)
別件で先日、映画館での3D映像プロモーションのデモにも行ったが、
(=本編の3Dの映画の前にCMも3Dで、というもの。メガネタイプ)
いよいよ立体のリアルな演出の普及元年という気がする。
次に気になったのが、AR系。
オーグメンテド・リアリティ(Augmented Reality)とは、
現実の物体をそのまま認識しつつ、それとは別の情報を
仮想的に重ねて表示させることで現実を拡張させる
バーチャル・リアリティ技術のこと。
日本語では「拡張現実感」などと訳されているようだ。
既にその存在は知っていたが、わかりやすいデモに巡り合った。
カメラの視野に人が入ると顔を認識して、様々な「かぶりもの」を重ねて
同期させてリアルタイムで見せてくれる。
海賊のかぶりものは自分が左右に動くと追跡してくれ、前後に動くと
大きさまで変えてくれるので、常にかぶっているよう。
さらに時間がたつと、こんなことに。
その進化系?がコチラ。
顔の認識から、だいたいであるが、男女、年齢などを分析し、
どんなターゲットがいつ、どの映像に反応したかを
リアルタイムに分析している。
屋外広告で不可能だった「効果測定」という分野が発展していくことだろう。
ドキッとする系は、コチラ。
デモンストレーターの女性の等身大カットアウトに
リアプロジェクションで動画が投影されている。
考えてみればシンプルな構造だが、スクリーンの進化で
「一枚の板が生き生きとリアルにしゃべる」世界に
一瞬目を留めることは間違いない。
この日はさらにこの女性本人が隣で説明しているというオマケつき。
3Dのリアル(というか本人)と2Dのリアルが並んでかなりの
インパクトだった。
最後に、プチ感動系。
天井から吊るされたプロジェクター(およびセンサー)の下に手をかざすと、
手のひらに、ふわ~っと、桜の花びら、ハチ、などかわいいイラストが
浮かび上がり、ムービーで動く。
なに、なに?と人が集まり、手をかざす。
うわ~という歓声。
横方向の投影という一般的な概念から離れ、縦方向のアプローチで
人々の手のひらに投影する、という発想。
テクノロジーがうんぬんではなく、結果としてのプチ感動に高い評価があがっていた。
どれもこれも相手が人であり、人が感動するところのコミュニケーションの
チカラが生まれてくるわけで、いかにアナログなヒューマン感動を
創造できるか、がまずありきで、それをデジタル技術でどう実現していくか。
そんな当たり前のことを、あらためて感じた展示会であった。
幕張メッセで開催されたDSJ2009
(Digital Signage Japan)視察より。
何といっても今、話題性で一番高いもののひとつは
3D。
裸眼での3Dが手軽に展開できるようになったことか。
写真ではわかりにくいが、視差を利用した立体映像。
立つ位置によってはかな~りリアルだった。
ほとんどメガネをかけるアトラクションのレベル。
(Chivas Regalのボトルが宙に浮いているようにリアルに見える。
もちろん静止画ではなく、ムービーだ。)
別件で先日、映画館での3D映像プロモーションのデモにも行ったが、
(=本編の3Dの映画の前にCMも3Dで、というもの。メガネタイプ)
いよいよ立体のリアルな演出の普及元年という気がする。
次に気になったのが、AR系。
オーグメンテド・リアリティ(Augmented Reality)とは、
現実の物体をそのまま認識しつつ、それとは別の情報を
仮想的に重ねて表示させることで現実を拡張させる
バーチャル・リアリティ技術のこと。
日本語では「拡張現実感」などと訳されているようだ。
既にその存在は知っていたが、わかりやすいデモに巡り合った。
カメラの視野に人が入ると顔を認識して、様々な「かぶりもの」を重ねて
同期させてリアルタイムで見せてくれる。
海賊のかぶりものは自分が左右に動くと追跡してくれ、前後に動くと
大きさまで変えてくれるので、常にかぶっているよう。
さらに時間がたつと、こんなことに。
その進化系?がコチラ。
顔の認識から、だいたいであるが、男女、年齢などを分析し、
どんなターゲットがいつ、どの映像に反応したかを
リアルタイムに分析している。
屋外広告で不可能だった「効果測定」という分野が発展していくことだろう。
ドキッとする系は、コチラ。
デモンストレーターの女性の等身大カットアウトに
リアプロジェクションで動画が投影されている。
考えてみればシンプルな構造だが、スクリーンの進化で
「一枚の板が生き生きとリアルにしゃべる」世界に
一瞬目を留めることは間違いない。
この日はさらにこの女性本人が隣で説明しているというオマケつき。
3Dのリアル(というか本人)と2Dのリアルが並んでかなりの
インパクトだった。
最後に、プチ感動系。
天井から吊るされたプロジェクター(およびセンサー)の下に手をかざすと、
手のひらに、ふわ~っと、桜の花びら、ハチ、などかわいいイラストが
浮かび上がり、ムービーで動く。
なに、なに?と人が集まり、手をかざす。
うわ~という歓声。
横方向の投影という一般的な概念から離れ、縦方向のアプローチで
人々の手のひらに投影する、という発想。
テクノロジーがうんぬんではなく、結果としてのプチ感動に高い評価があがっていた。
どれもこれも相手が人であり、人が感動するところのコミュニケーションの
チカラが生まれてくるわけで、いかにアナログなヒューマン感動を
創造できるか、がまずありきで、それをデジタル技術でどう実現していくか。
そんな当たり前のことを、あらためて感じた展示会であった。
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