夏の終わりの名物阿波踊りをキッカケ
中央線沿線に丸3年住みながら初めて降り立った高円寺。

今回で2ヶ月の間に3回目という自分ではかなりのハイペース?で
行く機会があった。

その日は高円寺在住T氏と。

元々仕事つながりで10年来の付き合いだが、
最近は同じ沿線ということもわかって
仕事以外でもどーも!な仲である。

仕事の打合せはミニマムで済ませ、
乾杯。

1軒目は炭火串焼の「ゆうぜん」。

● どて煮(カツ)
● トマトの肉巻き
● つけもの
● 万上梅酒(ロック)
ETC,ETC.

どれもこれもたまらない。
どて煮は名古屋風の甘辛い味噌とやわらかいカツが絶妙だ。

そして、備長炭で焼き上げる
● レバー と
● つくね も
絶品。
特にあらあらのつぶつぶで、崩れそうで崩れない
やわらかさ限界のつくねの食感
口の中でひろがり記憶に突き刺さる。

2軒目は「南国バー」。
正式な屋号は覚えていないが、南国バーというキャッチが
怪しく光る木造りの店。
マスターは週の中で交替するらしく、
その日は本業がピンク映画の監督というおじさま。
映画論など、シナモン・リキュール!を呑みながら、
幅広く語ってもらった。
ここでAとも合流。

3軒目はビストロ「ビゴーテ」。
初めてお邪魔した時も夜遅くだった。
南国バーでTの話では生メロンサワーがうまいとの
ことでワクワクしながらお店に入った。

おなかは空いていないので、
ニンニクのオリーブ焼きアリオリソースをつまみに。

そして生メロンサワーを頼むと
「最近いいメロンが入ってないのでやってない。」との事。
単なる生メロンサワーは出さないのだ、この店は。
うまくなければ。

で、その代わりというわけでもないがオススメが
梨サワー」。

大きく切った梨のカットと氷をミキサーでたっぷりと時間をかけて砕く。
トロ~リと注がれたカクテルは「今までにない食感、香り、味わい」。

梨サワーを甘く見ていた。これはヤラれた。

高円寺。
奥深い街のまだ一角しか知らない。