最近、雑誌や交通広告でやたらと「コンビニで!」の広告が目についたスタバ。

広告をしないでここまで認知率の高まった今や最も有名なブランドのひとつである。
(お店の看板が唯一の広告であったはず。)

やはりマス展開となると広告に頼らざるを得ないか。

しかし、味のことなど一切触れていない広告。
「(あのスタバが!)コンビニで(買える)!」という
単なる直球ともとれる広告で
実際の商品はどうなんだろう、と気になる。気になる。

会社近くの内幸町あたりでは、常に売り切れ。
新橋がわのコンビニに入っても、常に売り切れ。

「おいおい、コンビニで買えないじゃん!」

で、先日やっと地元杉並の青梅街道沿いコンビニにクルマで
立ち寄った際にリアルミートできた。

4d8e8dd2.jpg



つまり、ビジネス街では回転が良すぎるということか。。

マウントレーニアなど競合が140円台で並んでいる中、
210円。
強気。。

少なくとも数年前、アメリカではスーパーとか、コンビニで
RTD(ReadyToDrink)が売っていたはず。
「コーヒー牛乳」っぽかった記憶だけど、
日本版RTDはどうなんだろう。。

味わってみる。

うんうん、なかなか濃厚なコーヒーとミルクの主張。
でも、お店での味とは当然違う。
同じ味が手に入ってしまったら
カニバリを自分で引き起こすようなものだろうし。

お店の味を期待していた人はガックリかも。

そこまで期待していなかった人には「想定の範囲内」だろう。

このコンビニ展開で、スタバのロイヤル・カスタマーはどう反応するのか。
「やたらひろげる姿勢がキライ。 
自分だけのスタバであって欲しかったのに。」なのか。

タリーズにも行くし、スタバにも行く、という程度のファンは。
「どこでも買えるようになってラッキー。 
遠くて大変だったから。」なのか。

ほとんど行ったことがないけど、広告が気になって買ってみた人は。
「う~ん、違いがわからない。 
210円ならもう買わないな。」なのか。

どの程度のファンが多くて、それぞれがどう反応し、結果として
スタバ戦略(店舗・コンビニの両輪)は日本市場で勝つのか。

これからしばらく、コンビニでのスタバのコラム数から目が離せない。

尚、製造はタカナシ乳業。販売はサントリー。

http://www.starbucks.co.jp/ja/pr20050530.htm


(お店ではミルク類は確かナカザワだったかと。)