TVを見ていたらブリキのオモチャが出てきた。

8才の息子に「ブリキって何?」と聞かれて、
そうか、ブリキのオモチャって見せたことなかったっけ。
あったと思うけど。
でもブリキって言われてみれば何だろう。薄い鉄? アルミじゃないし。。。

最近では駄菓子屋さんや縁日だけだろうな、出会えるのは。
プラスチックや超合金のずっと前、
ロボットでもクルマでも、今ほどリアルな再現ができない分、
味があり、夢があり、想像力が働いた。
そんなブリキのオモチャ。

調べてみると
語源的にはレンガ(ブロック)をブリキで保護して運ばれていたものを指して何か質問したところ、誤ってBrickと答えた?らしい。 ブリック →ブリキ へと変化。
元々は鉄をスズでコーティングして錆びにくくした加工物。 英語ではTINだ。

日本製のブリキのオモチャは明治から始まり、昭和、1930年代には世界第一のオモチャ生産国になったらしい。 対戦後には「占領下の日本=OccupiedJapan」製と刻印されたブリキのオモチャが世界に輸出されたそうだ。

ブリキ。
そんな歴史を垣間見てみたら
ひさびさにあの感触がなつかしくなった。

まだまだ歴史の中に消えつつあるもの、あるかもしれない。