六本木ヒルズアリーナで開催された
CARIBBEAN FESTA Live Performance
以前、トリニダード・トバゴからの本場スティールパンを聴く機会があり、
その音色にすっかり魅了されたことを思い出し、幾つかのパフォーマンス・
アーティストたちのなかから、PANORAMA STEEL ORCHESTRA
(パノラマ・スティール・オーケストラ)のミニライブに浸ってみた。
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スティールパン(Steelpan)は、ドラム缶から作られた音階のある打楽器で、
独特の倍音の響きを持った音色が特徴。
カリブ海最南端の島国・トリニダード・トバゴ共和国で発明された
「20世紀最後にして最大のアコースティック楽器発明」と呼ばれている。
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カリブ海諸国の大使館や政府観光局が集まり、特産品や文化を紹介する
マーケットゾーンや、フードゾーンも併設したヒルズのアリーナ
特設ステージはまさにPassion炸裂!の熱い世界で盛り上がっていた。
会場で、トリニダード・トバゴのビール、Caribを片手に、生きる音色の
演奏シャワーにドップリと浸かった。
全くの勉強不足で恥ずかしいのだが、このオーケストラのコンポーザー、
ハラダヨシヒロさんは日本を代表するスティールパン奏者であり、
そのメンバーの明るさ、笑顔、そしてハイレベルな約40分程度の演奏は、
「生きる元気を与えてくれた」といっても過言ではない。
おそろいのひまわりのTシャツが見ているだけで明るくなれる!
そもそもは、ドラム缶から生まれたストリートな楽器。
そのある意味悲しいまでに明るい音色はオイラの琴線を刺激しすぎて、
なんだか思わずチラリと涙ぐんでしまった。
オリジナルに加えていくつかCoverもやったのだが、
Jackson5の
”I WANT YOU BACK”にはヤラれた。
あのマイケルの甲高いボーカルが見事にSteelPanの音色にかわって
語りかけてくる。
時には優しく、時には激しく、そしてあくまでも陽気に。
地球の反対側で生まれた素晴らしい音楽を日本のアーティストが
心をこめて奏でる。
その圧倒的なこみあげるものに、チカラと勇気と明るさをもらった。
ありがとう。
めっちゃ、元気が出た!
(たまたまゲバラのTシャツを着ていった。これもなにかの縁?)
PS)その場で買ったCDはもはやiPodでのマスト・チューンとなっている。
六本木ヒルズ紹介チラシより:
世にも美しい音色を奏でるカリブ発ドラム缶楽器スティールパン。
日本を代表するスティールパン奏者として、またはコンポーザーとして
トニーニョ・オルタ、アン・サリー、小野リサ、 LITTLE CREATURESなどを
初めとした様々なアーティストと音楽制作を行う原田芳宏率いる36人編成
(まだまだ増員中!)、プロ・アマ混合のスティールパンオーケストラ。
ポップス、ラテンミュージックのカバーはもちろん、本格的なインプロビ
ゼーションを加えて表現される日本的情緒を持つオリジナル楽曲など、
そのサウンドは包み込むような優しさと心躍るような激しさとを
合わせ持っている。
オフィシャルHP:
http://www.panorama-so.com/
*2007年にはFUJI ROCKにも出ていたらしい。
LIVE ALIVE (CD+DVD)←その場で、買いました!
http://www.amazon.co.jp/LIVE-ALIVE-Panorama-Steel-Orchestra/dp/B000NA7C6M/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1250489417&sr=1-1
Japan’s Panorama Steel Orchestra - Steelband Music Channel
http://www.youtube.com/watch?v=5ja478HP1sY&hl=ja
When Steel Talks
http://www.panonthenet.com/classics/panoramasteelorch.htm