cinnamonflavor55

シナモンを一振り 

一味違うフレーバー。。。 気になるモノ・コト・オモイを綴ります。 FreeHugs、SK8&KLEEN支援中!

2007年03月

30

炎が語りかけてきた夜


先週の土曜日、「今年は早い!」に戸惑いつつも、
予定通り行なった杉並区某所での地元花見。

きれいに咲いてるのはさすがにまだ1本。
あとはほとんどつぼみが開いた程度か。

まあ、元々、「花より団子」な面子での
集まりなので、1本でも見れただけで気分は上々だ。

思いのほか涼しかったのもあり、
夕方、陽もかげると、網の上に幾つか、焼けるものを載せて、
暖めて食べた。


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食べ物もなくなると、呑みながら、色々とおしゃべり。
炎はやがて燃えることをやめていく。


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そんな中、一度熾した炎は、
食べ物を焼くという役目を終えて、
静かに、輝き始めた。


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そして、語り始めた。

コトバにならないけど、
語りかけてきた。



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最後には細かい星屑のようになり、
空気の中に帰っていった。


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炎よ、ありがとう。


無言の会話は、
なんだか
とっても
ココロに沁みたよ。



18

Warming is Warning

Global Warming is Global Warning 
(世界的な温暖化は世界的な警告)



「不都合な真実」An Inconvenient Truth。
アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞をとったことで、
また脚光を浴びていますが、観測史上初「雪の降らない東京」
(先日みぞれが降ったことで一応なくなったものの)で、
映画の中の話じゃない、と実感した次第。

ゴアは言っています。
「恐ろしいのは知らないことじゃない。
知っていると思い込んでいるということだ」、と。

知っていますか?

北極の氷がこの40年間で40%も縮小していて、
このままの状況で温暖化が進んでいってしまうと仮定すると、
今後5,60年で北極は消滅し、水位が6m上昇してしまうことを。
もしそうなったら、海岸線から250kmの中国、
南京も水没することになることを。

赤道付近なのに雪?と小さい頃驚いたキリマンジャロの氷も雪も
激減しており、あと10年(100年じゃないんです)もしないうちに
ひとかけらもなくなってしまうと言われているのを。

オホーツクではあの美しい自然現象、
流氷が壊滅的な状況であることを。

ガラパゴスでは水温の変化で赤い海草しか食べられなくなり
イグアナの体が赤くなっているものも出現していることを。

ヒマラヤで、あのヒマラヤで5000m級のエリアに、
雪ではなくみぞれが降っていることを。

海面が上昇し、消滅の危機にさらされている国が実在することを。

自分なりに調べたことで、正確ではないことも含まれているかもしれません。

でもシロウトの僕がちょっと調べただけで、
こんなことが起こっていることは、
現実にはもっと大変なことになっている
ということでもあると思います。

映画を宣伝するわけじゃないけど、
トレーラー(予告編)でのスーパーが印象的でした。
「地球は我々を裏切っているのか。我々が地球を裏切っているのか。」

夜の地球を撮影した写真も見つけました。
先進国と言われる国々は明るく光っています。
日本は日本列島そのものが、輝いていました。

これは「先進」なのか。
これは「輝いている」のか。

もちろん国家も企業も気づき始め、動き始めています。

が、任せていてはいけないんでしょう。
事実、24時間営業のファミレスでブログねたを書いているのも、
矛盾しているかもしれません。

原始に戻ろう!というのも現実的ではありません。

でも、だからこそ、小さなことでもできることから始めなくては、
50年後、子供たちの世代がこんなブログを書いている状況も
ありえないかもしれません。

地球を裏切ったのが我々ならば、元に戻す、
少なくともその努力をするのは我々にしか
できないのではないでしょうか。


18

FREE HUGS 最近思う3つのこと。


昨年から静かなムーブメントとなってきたFREE HUGS。

微力ながら、世の中に少しでも笑顔がひろがることを願って、
日本での、東京での、活動に関わってきた。

オーストラリアのJuanMannというひとりの男が始めた
活動が、YouTubeで世界中で見られるようになって、
しばらく経つ。

FREE HUGSについて、
最近思った3つのことを紹介したいと思う。


その1:「Happyになってきた」

活動を始めた当初、世界が平和に、幸せになるムーブメント!と
感動していたが、最近知り始めた若い子たちには、もっと
カジュアルな、身近なことと捉えられているようだ。
(それはそれで敷居の低い、草の根になってきたと思う。)

2月のとある日、原宿で。
コスプレの子たちがポーズをとって、
外国人旅行者が写真を撮っている、
ごく普通の原宿らしい風景。

FREE HUGをしているみんなの表情がとても楽しそう。

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mixiのFREE HUGSコミュニティのカキコミには
こんなコメントが。

**********

『なんか暖かぃ』
『なんか楽しぃ』
ただ
それだけの理由で
その時だけでも
笑顔になれる。
幸せになれる。

***********

彼ら、彼女らには「世界平和」というコンセプトはあまりないのだろう。

久しぶりにFREE HUGSに参加した自分は
最初、ちょっと違和感を感じた。
もっと、ヒューマンで、もっとあったかくて、
もっと人の役にたつものじゃなかったっけ?

そんな思いも、それが正しい、というか唯一の解釈であるべきでは
ないだろう、と思い直した。

「なんか暖かい」
「なんか楽しい」
それはそれですばらしいことじゃないだろうか。

核家族の中で育ち、ヘッドホンステレオやケータイなど
「個人」の文化で育ってきた、人との触れ合いが少ないといわれる
彼ら、彼女らが「暖かい」「楽しい」と感じられるということは。



その2「誤解されるFREE HUGSも増えてきた」

メディアでとりあげられることが増えるにつれ、
断片的な情報が独り歩きし始めたのか。。。

同じくmixiコミュで気づかされた事実。
最近はこんなトラブルも起きているらしい。

■街中を歩いてたらキャッチ、呼び止める行為をされた
■待ち合わせしてたら来て逃げれなかった
■近くを歩いてたらいきなり抱き着かれた
■FREE HUGSじゃない他の活動の勧誘や説明をうけた
■FREE HUGSが何かわからなくて質問したら「FREE HUGSだから」
 「良い活動だから」と無理矢理抱き着かれた


ハグであったかくなれることを実感すると、
ひろめたい!という気持ちになるのはよくわかります。
が、無理矢理ひろめるのは、すでにFreeじゃないわけで。

Forced Hugs(押し付けハグ)とは違うと思うんです。

で、Forced Hugsを見たヒトが
あ、これがFree Hugsってやつか、と勘違い。
なんだか伝言ゲームみたいに違う意味になってしまう
可能性というか、危険性もありますよね。

もちろん、JuanMannを教祖とした宗教でもなんでもないので
規律を守ってください!という意味ではないです。
そもそも規律も聖書もないわけで。

初めてハグした、ハグしてもらった感動のその前の
「ちょっとした不安や躊躇」を思い出してみれば、
「初めてハグ」の方がどう感じているか、想像がつくはず。

Free Hugsがいつまでも”Free”でいられるように
(自分にとっても、周りから感じられるイメージも)、
ちょっと気にしてもらえるといいかな、と思います。


その3「これはもうトレンド(流行)じゃない。」

世界でひろまっているFREE HUGS。
自分たちの日本ではムリなのかな、と思い、
渋谷でやってみた様子をビデオにまとめて
YouTubeに載せたのが、去年の12月。
http://www.youtube.com/watch?v=nNooFXV-OYc

いわゆるマスメディアに紹介したわけでもないのに
少しずつ、色々な方に知っていただいてきたのを実感している。

3月16日現在、Views: 14,454

驚いたのは、日本だけでなく、世界の方からコメントをいただいたこと。

ブラジル
アメリカ
ドイツ
カナダ
スペイン
オーストラリア・・・

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これはもう、一時の流行じゃなくなってきてる。
(流行のように終わって欲しくないと思っていたので
その意味ではとてもうれしい)



FREE HUGS。

身近になってきた。
問題も出てきた。
そして広まってきている。

今またあらたなステージにたってきたのでは、と思う。

これからも消えていくことなく、
時にはホントに必要としているヒトに出会い、
時には楽しいからと暖かさがひろがるのをサポートし、
笑顔が増えていくことを願ってやまない。

応援、ヨロシクお願いします。
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